アジアハンター代表小林真樹さんの「日本の中のインド亜大陸食紀行」を読みました

穂高透です。

以前ブログにも書きましたが、3月はずっと日本の中のインド亜大陸食紀行を読んでいました。

途中からあつまれどうぶつの森を始めたので、

3月中に読み終われないのではと思いましたがなんとか大丈夫でした。

この本はカレーにハマってしまったという人なら読んで損はないと思うくらい、

情報量が多かったです!

日本全国のインド亜大陸(インド、ネパール、バングラデシュパキスタン)からやってきた人々が、

どのようにそれぞれの土地で暮らし、

自分たちの食文化を保ち、宗教行事を行ってきたか、ということがわかります。

個人的に読んでいて興味深かったのはやはり東北地方の部分でした。

仙台にはネパール系の人たちが増加傾向とのことで、

いつかはダルバートを食べに行きたいです!

それから、お菓子についての記述も面白かったです。

マダム・イン・ニューヨーク」というインド映画で、

主人公が作るのが得意なお菓子だったラドゥーというお菓子があって、それも載っていました。

あと、衝撃的だったのは表紙の写真は日本国内のお店のものだということ…!

このお店、下妻にあるらしいです。

そうとは思えないほどの圧倒的現地感…。

全体の感想として、とにかく、知らないことの連続!という感じの内容だったので、

何度か読み返したいな、と思える内容でした。

インドの地理がわからず、地域の区分などがあまり理解できなかったので、

今度は地図をググりながら読んで、カレーの地域による特色への解像度を高めたいと思います!

また、個人的にはインド亜大陸ではないですが、スリランカのカレーにも興味があるので、

その辺に詳しい本があったら読んでみたいなあ、とも思いました。

とりあえず4月は馬田草織さんの「ムイト・ボン! ポルトガルを食べる旅」を読む予定なので、

こちらも読み終わったら感想をまとめたいと思います。

新型コロナウイルスの影響で家にいるという方も多いと思うので、

「日本の中のインド亜大陸食紀行」を読んで遠くインド亜大陸や、

はたまた日本各地の個性的なお店に想いを馳せるのがいいかもしれませんね。

 

日本の中のインド亜大陸食紀行

日本の中のインド亜大陸食紀行

  • 作者:小林 真樹
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ムイト・ボン!  ポルトガルを食べる旅

ムイト・ボン! ポルトガルを食べる旅

  • 作者:馬田 草織
  • 発売日: 2019/04/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)